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整体で対応できること、できないこと

こんにちは。

赤羽太陽堂整体院の木村です。

今回は「整体で対応できること、できないこと」について書いていきます。

目次

整体とは

整体とは、主に手技を用いた民間医療、代替医療を指す。大正時代に用いられるようになった用語で、アメリカで誕生したカイロプラクティック、オステオパシー、スポンディロセラピー等と日本古来の手技療法と組み合わせたものを整体や指圧と名付けたのが始まりとも言われている。

整体は、骨格や筋肉、筋膜の調整により、慢性的な筋肉や筋膜の硬さからくる身体の痛みや不快な症状を緩和、姿勢の改善、身体全体の血流の改善、自律神経の調整、関節可動域の改善など多岐にわたる効果があります。

整体で対応できないこととは(外傷編)

整体の治療が適していないものはいくつかあります。

まずは、ケガの急性期の対応です。骨折や捻挫、打撲、切り傷などの外傷です。怪我してすぐは炎症が起きているので、その場合はケガした部位は触らない方が良いです。炎症が起きている間に整体を施しても良くはなりませんし、むしろ怪我の状態を悪化させてしまいます。骨折の場合には骨がきちんと修復されるまで無理に身体をいじる必要はないと思います。捻挫や打撲の場合でも炎症が治まってから、それでもなお痛みなどの症状があるのなら対応できる範囲で整体の施術を施した方が良いと思います。

整体院にはぎっくり腰になって連絡される方が一定数いらっしゃいます。このぎっくり腰の場合でも、痛めてすぐに整体で何とかしようとしてもどうにもならないことがほとんどです。痛め方によって炎症が起きているかもしれないので、すぐに整体の治療は受けずに、最低でも1日2日は様子を見た方がいいです。そして、炎症が治まってもなお痛みがある場合には、可能な範囲で整体を施すのが良い場合があります。ぎっくり腰になった時に、その身体の状態をみないで、無理やりにすぐに治そうとするのは身体に負担をかけるだけで良くはありません。

整体で対応できないこととは(内臓疾患編)

次に整体で対応できないものは、内臓疾患由来による痛みや症状などです。

慢性痛でもずっと改善しない痛みがあったりするので、見極めが大事ですが、基本的には同じ個所がずっと痛む、以前よりだんだん痛みが増してきている、夜間にずっと痛む、患部に腫脹がある、ずっと熱がある、息苦しい、呼吸がしにくい、倦怠感が強いなどなど、明らかにいつもと違う異常を感じられたら内臓疾患や何らかの感染の可能性があるので、すぐに病院を受診して原因の究明に努めることが先になります。

病院を受診した上で、特に異常がない場合で体調が落ち着いてきたときに、それでも痛みや身体の不調、不快な症状がある場合には、そこで初めて整体を受けることを視野に入れても良いかもしれません。大事なのは、何でもかんでも身体の痛みや不調に対して整体だけで解決しようとは思わないことです。整体にはできることと、できないことがあります。癌や心臓や脳などの血管系疾患、その他内臓疾患、ウイルス性疾患は絶対に整体では対応できません。病院でしか対応できない身体の状態の場合には整体では対応できません。

整体にできることとは

それでは、整体にできることになにがあるのか。

急性期の怪我や、全ての内臓疾患、ウイルス性疾患、発熱時、極度の体調不良時以外の、慢性的な身体の歪みや、筋肉のアンバランス、筋膜の硬化による身体全体の血流の悪化による痛みやしびれ、その他不快な症状が起きている身体の状態の改善は整体にできることになります。大まかに言うとだいたいこんな感じです。

この、「慢性的な身体の歪みや、筋肉のアンバランス、筋膜の硬化による身体全体の血流の悪化による痛みやしびれ、その他不快な症状が起きている身体の状態」というのはほとんどの人に該当すると思います。人は長く生活しているうちに、アンバランスな姿勢、アンバランスな身体の使い方、さまざまな社会的ストレスなどにさらされ続けています。

日常生活に支障が出ていないうちは、自分の身体のアンバランスを自覚しにくいものですが、身体のアンバランスが慢性的になり身体の限界を超えると、痛みやしびれなど、不快な症状が引き起こされる原因にもなります。そういった症状が出て初めて自分の身体の状態をより自覚することになります。言ってみれば、そのような身体の不調が出てほっておいても改善しなくなった時にできる治療こそが整体ができることだと思います。

最後に

いつも感じなかった痛みなどが出ると、どうしてら良いか迷うこともあるかもしれません。この時に大事なのは、痛みの原因を探ることです。外傷の有無や、内臓疾患、ウイルス性疾患の有無は病院で確認しておいた方が無難です。そういう検査をした上で、病院の検査で身体に異常がないと分かったら、安心して整体などの治療を受けれるということになります。

整形外科的に、腰が痛い、膝が痛い、股関節が痛い、肩が痛いという場合にも、MRIで画像診断をしてもらうのも良かったりします。靭帯の損傷、骨折の有無、半月板の状態など、整体的にどうにもならない要素がある場合もあります。それらも明らかにした上で整体の治療を受けると安心だったりします。

そういった確認をした上で、慢性的に改善しない痛みやしびれ、不快な症状がある場合には、整体というのもひとつの選択肢になりえると思います。

今回は「整体で対応できること、できないこと」というテーマで書いていきました。少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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