こんにちは。
赤羽太陽堂整体院の木村です。
今回は「日々の習慣を良い方向に変える必要性」というテーマで書いていきます。
日々の生活習慣と慢性症状の関係性
当院の患者さんは、痛みや長期間改善しない不快な慢性症状を訴えて来院される方がほとんどです。
身体が悪くなる原因は、人それぞれで、いろいろあります。
身体の調子が悪くなったりするのには何かしらの原因があります。
そして、間違いなく言えるのは、身体に慢性的な痛みや不快な症状がが出たりするのは、今までの生活習慣が大きく影響しているということです。
当院でも、慢性的な痛みや不快な症状を訴えられている患者さんに治療を施しています。
それはそれで、自力で回復できにくくなった患者さんには治療というサポートが必要になります。
また、治療とは別に、生活習慣を見直すということも大事になってきます。
いくら治療を施してその時は改善改善したような感じがしても、身体が痛くなったり不快な症状が出るに至った、今までの生活習慣を改善しないと、また以前と同じような負担を身体にかけ続けることになり、それが積み重なっていくと、症状の再発をする可能性が出てきます。
例えば、最近では、仕事でほとんどの時間をデスクワークで座りっぱなしになっている人が多く、また、仕事の通勤で満員電車の中でストレスを感じながら悪い姿勢で毎日立たざるを得ない状態を毎日続けられて、それが身体への負担として蓄積していくということもあります。
毎日、バランスの悪い身体の使い方を続けている割には、それをストレッチなどでバランスを整えるような習慣がなくて、そのような日々を何年も続けていると、知らないうちに身体のバランスが悪くなって、そのバランスが悪くなった状態で筋肉が硬くなってしまい、そのことで慢性的に血流が悪くなってしまっているということがあります。
身体の血流が悪くなることが、慢性的な痛みや身体の不調に繋がっていきます。
なぜ、日々の生活習慣を良い方向に変える必要があるのか
生活習慣には、食事、睡眠、運動、仕事の仕方、歩くクセ、座るクセ、日々の身体の使い方のクセ、ストレッチの習慣があるかないか、日々十分に歩けているかいないか、などなどいろいろあります。
ここに挙げた習慣は見直す必要のあるものばかりですが、全てを意識するのはなかなか難しいのかもしれません。
しかし、何もしないと今までの生活習慣は全く変わらずに、身体への負担のかかり方も、以前と同じような感じで積み重なりやすくなってきます。
あまり難しく考えてしまうと、人間を今まで慣れ親しんだ習慣を変える時に一番精神的な抵抗を感じるようになっています。悪い習慣を改善しようと考えているうちに、面倒になって、いつの間にか今まで通りが楽なので、今までと変わり映えのない状態に戻ってしまいます。よほど意志が強くないと、何も変わらないという選択を無意識のうちにしてしまう方が多いと思います。
当院で推奨するのは、ちょっとした生活習慣の改善の為に、ごく簡単なものから、無理のないよう日々実行できるものを取り入れていくというものです。
そして、その代表的なもとして、「簡単なストレッチを取り入れる」です。
例えば、デスクワークを毎日行っていると、臀部、お尻の部分を長時間圧迫することになって、慢性的にお尻の筋肉に負担がかかって筋肉が硬くなっていたりします。
その硬くなっているお尻の筋肉を、少なくとも1日に1回は必ずストレッチさせるということを日々ルーティンとして実行していくことです。
そうすることで、負担がかかり続けて固くなりやすくなっているお尻の筋肉を硬くしないように予防することができます。
何もしないと、負担がかかり続けたままで疲労が蓄積して、その慢性的な負担や疲労によって筋肉が硬くなっていきます。ストレッチには疲労の蓄積を予防するという効果があります。
ストレッチを取り入れた生活と、全くストレッチをしない生活では、その後の身体の状態に大きく差が出てしまいます。ストレッチを取り入れた日々を送る生活が良いのは言うまでもありません。
生活習慣は毎日の積み増さねです。一朝一夕にして変わるものではありません。
ただ、少しの積み重ねでも、月日が経つごとに大きな違いとなっていきます。
そういった意味で、「生活習慣を良い方向に変える必要がある」のです。
習慣はとても大事です
生活習慣はとても大事です。健康で生きていく上では一番考慮しないといけないものです。
良い生活習慣は人生にとても良い影響をもたらしてくれます。精神的にも充実感をもたらしてくれます。
逆に悪い生活習慣は人生に影を落とします。健康にも精神的にも悪い影響が出てきます。もっと言うと悪い生活習慣が仇となって自分の足を引っ張って運も悪くなってしまいます。
私自身も日々見直さないといけないところですが、身体の不調や違和感、精神的な不調や違和感は悪い生活習慣を見直すサインだと思う時があります。
生活習慣は身体だけのことではなくて、考え方のクセなども、ひとつの生活習慣としてとても大事だと思います。
考え方のクセも、良ければ良い影響があり、悪ければ悪い影響があるものだと思います。
それは、整体の現場においても、慢性的な身体の痛みや、不調を改善していく際にも、考え方のクセは改善の進捗に大きく関わっているという確信があります。
身体の痛みや不調がある中でも、いかに希望を持てるか、「きっと良くなる」というような良い考え方を持ちながら取り組むことができるのか。治療する側も、患者さん側も前向きに同じ認識を持って取り組んでいくということが大事です。
これもひとつの良い習慣を確立していくという意味で大事な取り組みになってきます。問題に対して悲観的にばかりにならずに冷静に何ができるかを考えてできる範囲で対処していくという習慣の確立にもなります。
最後に
身体のことで言えば、ちょっとしたストレッチを日々の生活に取り入れることは、健康的に良い意味で大きな違いをもたらしてくれると思います。
また、身体が柔軟になったり、硬さがほぐれることで精神的な緊張を緩和させることに繋がります。
ストレッチは、簡単にできる割には大きな見返り、効果があるのでやらないという手はありません。是非、日々に簡単なストレッチを取り入れてみてはいかがでしょうか?
ちなみに私は毎日、ストレッチは行うようにしています。自分が日々実行したことがないこと、できないことを患者さんに教えることはできません。
私自身の整体師としての信念で、机上の空論で実践の伴わないものばかりを口にしたりせずに、自分自身の実践を通して、ストレッチなども患者さんと感覚を共有してお伝えしていきたいと考えています。とにかく少しでも人生を良い方向に牽引していく為には実践あるのみです。
初めから、いっぺんに急に何事も変えようとすると、続かなくなりますので、簡単なところから少しづつという気持ちでストレッチも行ってみてください。私も応援しています。
今回は「日々の生活習慣を良い方向に変える必要性」ということでひとつの考え方を書いていきました。少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございます。
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