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ストレッチ2:1の原則

こんにちは。

赤羽太陽堂整体院の木村です。

今回は「ストレッチ2:1の原則」というテーマで書いていきます。

目次

身体に行うストレッチとは

ストレッチの概要として、

スポーツや医療の分野におけるストレッチとは、筋肉を良好な状態にする目的で、その筋肉を引っ張って伸ばす行為。筋肉の柔軟性を高め、関節可動域を広げるほか、呼吸を整えたり、精神的な緊張を解けるという。ここで言う筋肉は骨格筋を指す」とあります。

間違いなく言えるのは、毎日継続して行うストレッチには、いろいろな健康面での予防効果があります。

ストレッチを行うメリット

ストレッチを行うメリットとして以下の点が挙げられます。

縮こまった筋肉を伸ばし、筋肉がさらに硬くなっていくのを防ぐことができる

身体の左右行うことで、左右差が分かり(例えば、右脚と左脚の硬さ)、身体を整える目安になる

筋肉を柔らかくすることで関節の動きがスムーズになる

筋肉が解れることで、血流が改善して疲労回復の助けになる

身体が緩むことで、心身がリラックスできる

それでは、以下に①~⑤までのことを詳しく解説していきます。

①縮こまった筋肉を伸ばし、筋肉がさらに硬くなっていくのを防ぐことができる。

人の身体は、日々の生活の動きや姿勢に合わせたクセがついてきます。そのクセによって、身体の特定の部分に負担がかかりやすくなり、身体のバランスの崩れに繋がってきます

それを、ケアせずにほったらかしにしておくと、バランスの悪い状態で身体を使い続けることになるので、ますますバランスの悪い状態で身体に負担がかかり、さらに身体のバランスが悪くなって歪みのクセが強くなってしまいます。

身体のバランスが悪くなりすぎて、筋肉が硬くなるぐらいにクセがつきすぎると、痛みや不快な症状が現われてくる原因にもなります。

日々継続して行うストレッチで、縮こまった筋肉を伸ばして整えることにより、身体に悪いクセが蓄積していくのを予防することができて、身体のバランスが悪くなったり、筋肉が慢性的に硬くなっていくのを防ぐことができます。それで、結果的に痛みが出ない身体の状態を維持することに繋がってきます。とても大事なことです。

②身体の左右行うことで、左右差が分かり(例えば、右脚と左脚の硬さ)、身体を整える目安になる。

人は、日常生活に支障が出るぐらいに、痛みや不快な症状が出てこないと、知らずのうちに身体が歪んでいたり、筋肉がかなり硬くなってきているのを気付くことができません。多少気付いていたとしても、日常生活に支障が出てこないと、これぐらいは大丈夫かという感じで、ほったらかしになることがほとんどです

日々継続して行うストレッチにより、左右両方の筋肉を伸ばすことで、痛みなどが出てくる前に、筋肉の状態や筋肉のバランス、身体のバランスを確認することができます。この場合は、筋肉が硬くてストレッチできにくくなっている状態も気をつけなければなりませんが、左右差がかなりある状態もあまり良い状態だとは言えません。ストレッチする感覚に左右差があるということはそれだけ、バランスが悪くなっているということです

痛みや不快な症状が出ていない時でも、しっかりとストレッチを行うことで、知らずのうちに身体が歪んで筋肉が硬くなってしまうのを予防することができます。

③筋肉を柔らかくすることで関節の動きがスムーズになる。

身体の筋肉のほとんどは、関節をまたいでいて、関節運動の原動力になっています。

ストレッチで筋肉を伸ばして、筋肉の機能を改善させることで、関節の運動がスムーズになり、筋肉がしなやかに働きやすくなることで血流も良くなって、身体の動きも良くなっていくことの手助けになります。

④筋肉が解れることで、血流が改善して疲労回復の助けになる。

ストレッチで筋肉をしっかりと伸ばすことで、筋肉が硬くなっていたことで圧迫されていた血管の圧迫が弱まって、血流が良くなります

血流が良くなることで、血流を介して、必要な酸素や栄養素が身体のすみずみまで行き渡り、また、身体の活動で出てきた老廃物が身体からスムーズに排出されるようになるので、身体の活力が戻り、疲れが取れやすくなります

⑤身体が緩むことで、心身がリラックスできる。

身体のどこかしらの筋肉が縮こまって緊張し続けていると、身体の力を抜くことが難しくなってリラックスできにくくなります

ストレッチを行うことで、縮こまった筋肉の緊張が解けて、自然と身体の力みを抜くことができるようになることで、リラックスできるようになります。

身体がリラックスした状態を維持できることにより、心の緊張の緩和にも繋がってきます。心身の不調の方には、ストレッチはとても効果的であり、必要不可欠な運動でもあります。

それでは、ストレッチの2:1の原則とは

この「ストレッチの2:1の原則」は当院で提唱している概念です。こんな考えもあるのかというぐらいで読んでいただけると有難く思います。

まず、ストレッチはどこの筋肉を伸ばすにしても、左右両方やることが大事です。特に硬くなっている片側だけの筋肉しかストレッチしないのは、身体のバランスが悪くなるのでお勧めしません。

右側の筋肉が左側の筋肉よりも硬い場合には、右2回、左1回というように右側は重点的にストレッチさせるけど、反対側もストレッチを行う方が良いです。

比較的、硬くない側の筋肉も日ごろ負担がかかっています。悪い側の負担をかばうために、反対側の筋肉にも負担がかかり続けていたりします

そして、ストレッチは必ず左右で行わないと、左右差が分からずに、身体を整えていくという観点からすると、あまり良くありません。

筋肉が硬い方を2回、そうでない方を1回の割合でストレッチを行いながら、ストレッチを継続していって、3ヵ月、半年、1年ぐらい時間をかけてやるつもりで、左右共に同じぐらいの感覚でストレッチができるようになることを目指していきます。

左右同じ感覚でストレッチができるところぐらいまでもっていくことができれば、左右1:1の同じ割合でストレッチを行っていくと良いです。この左右同じ感覚でストレッチできる感覚が、自力で身体を整えていく目安になります。左右同じ感覚で筋肉が伸びる感じを出せるように、バランスをとりながらストレッチしていきます。

ストレッチをやる感覚に左右差がある方は、是非、この「ストレッチの」2:1の原則」ということを意識して、日々のストレッチに励んでみてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。

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