こんにちは。
赤羽太陽堂整体院の木村です。
今回は「なぜ歩くことが良いのか?」というテーマで書いていきます。
歩く時の脚の動き
歩く動作の時は脚全体が動いていますが、今回は分かりやすく足の動きに限って話を進めていきます。
歩く時の足の動きは、「かかとが地面に着く」⇒「足全体が地面に着く」⇒「つま先が地面を蹴って足を上げる」というようなものがあります。
私たちは、普段なにげなく歩いていますが、以上のような動作を含めていろんな筋肉がバランスよく連動して動いて、ひとつの「歩く」という動作になっています。
足を動かす主な筋肉
足を動かす主な筋肉として「下腿三頭筋」と「前脛骨筋」があります。
下腿三頭筋は、「腓腹筋」と「ヒラメ筋」が合わさった総称です。俗に言う「ふくらはぎ」の筋肉です。
腓腹筋とヒラメ筋は、前進する時につま先で地面を蹴り出す動きに関与しています。「ふくらはぎ」の筋肉は歩く時の大きな推進力となります。
その反対側の脛側に「前脛骨筋」という筋肉があります。歩行時にかかとが地面に着く時につま先を上に持ち上げる働きがあります。
これらの「下腿三頭筋」と「前脛骨筋」が主にうまくバランスをとりながら歩く時に足を動かしています。
歩くと何が良いのか?
まず、歩くことで脚全体の筋肉が鍛えられて、加齢による筋力の低下を予防してくれます。
また、「ふくらはぎ」は、「第2の心臓」とも言われているところで、身体全体の血液循環に大きな役割を担っています。
歩くことで、ふくらはぎの筋肉も鍛えられて、身体全体の血液循環に関わるふくらはぎ筋肉による血流を促進させるポンプ作用の働きが良くなります。
歩いて身体全体の血流が良くなることで、足のむくみや冷え、身体の疲れや慢性的な身体の痛みの改善にも繋がっていきます。血圧が高い場合も歩くことで血圧が下がる場合もあります。糖尿病などで血糖値が高い人は歩いて血流が良くなることで血糖値が下がりやすくなるとも言われています。
歩いて汗をかくことも、身体の代謝が促進されて健康に良い影響があります。
また、じっとしているよりは、歩いて身体を動かすことで気分転換になり、精神的にもプラスになります。
最後に
歩く習慣があることは、身体を健康に保っていく上で必要不可欠なものであります。
人間の身体そのものが、身体を動かしたり歩いたりして、筋肉を使うことによって、身体全体の血流を正常に保つようにできています。
赤羽太陽堂整体院の患者さんにも、歩くことの大切さを言い続けています。「血液の流れが良くなる」=「慢性的な痛みが改善する」だからです。
当院が提唱している慢性的な身体の痛みの改善には、血流の改善は絶対に外せない要素です。身体全体の血流を改善しないと慢性的な痛みや身体の不調は改善しないとも言えます。
歩けないぐらいの痛みがあるうちは、治療によって集中的に血流の改善を図りつつ、自力で歩けるようになるまでの痛みの改善を目指します。そして、歩けるようになったら、できるだけ毎日少しづつでも無理しないぐらいで歩いてもらうようにしています。
歩くことでさらに血流が改善して、さらに不快な症状の改善が進むからです。そして、しっかりと良くなった後も、再発しないようにするためにも、できるだけ無理なく毎日歩いて血流を正常にしながら身体の状態を良い状態に保っていく必要があります。
今回は「なぜ歩くことが良いのか?」ということで書いていきました。
最後までお読みいただきありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。
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